第2子も体外受精で妊娠

33歳の時に、重度の卵管水腫で体外受精でしか子を授かれないことが判明し即両卵管クリッピング。34歳で3度目の採卵&2度目の移植で妊娠出産。37歳目前で不妊治療を再開、第2子も3回採卵&2度目の移植で妊娠。年内に出産予定。

2周期まとめ・D13再診、D16採卵、D27スクラッチング。奇跡の卵ちゃん

今思えば、今回妊娠した胚盤胞のもとになった卵子が、2周期D16に採れていたのでした。

 

D13のホルモン値でD16の採卵が決まり、スプレキュアやらボルタレン座薬やらした後、D16には3つ卵子を採ることができました。

そのうち2つは、あいだ先生曰く"卵丘細胞がボソボソ"のため、顕微受精を勧められました。

夫と顔を見合わせ、顕微受精をしたことのない私達はビビって、今回はダメもとで3つ全てふりかけでお願いすることにしました。

 

すると、なんということでしょう!

3つのうち1つは受精すらしませんでした(day2の電話で確認)が、残りの2つが受精し、そのうち1つはボソボソ卵ちゃんでした。

これは、受精時(day0)の写真を見るとわかります。

明らかに、精子の集まり方が、正常な卵子への集まり方と比べてランダムです。

ボソボソの卵に集まってるんだなって感じです。

なのに、2つとも5日目で胚盤胞まで育ってくれました。

 

ただし着床不全スクリーニング検査の数値が低く、D27でスクラッチングをすることになったため、今週期は移植はできません。

なので、2つの胚盤胞は凍結されました。

体外受精とはいえ、できるだけ自然妊娠に近い形で妊娠したかったので新鮮胚盤胞での妊娠を望んでいたし、1人目は新鮮胚盤胞で妊娠したため、この時凍結した胚盤胞にはこの時点ではあまり期待していませんでした。"保険"程度に考えていました。

 

しかし、次周期は卵子が採れなかったのです。

今周期凍結した胚盤胞のグレードは2つとも5bbで、不思議なことに、卵丘細胞がボソボソだった受精卵の方が成長スピードが少し早かったという理由で、次周期の移植時にはこの元ボソボソ卵ちゃんが選ばれるのです。

そもそもダメもとで色々期待してなかったのに、今後自らの力で運命を勝ち取っていくことになる、奇跡の卵ちゃん。

すでに人として?私のお腹の中ですくすく育って手のひら大の大きさになっています。

今も元気に私のお腹をキックしているー